イギリスに持ってきてよかったもの(渡英約1ヶ月時点)

 エコノミークラスの一人当たり預入手荷物上限は、航空会社により異なるものの、だいたいが23kgくらい。それを超過することなく、如何にして「本当に必要なもの」を最大限、最初から持ち込むか?は、私のようにそこまでお金があるわけでもないのに長期海外滞在する方にとっては非常に重要なポイントだと思われます。

お金にものを言わせれば、そりゃ何kg超過しようが、ビジネスクラスに乗ろうが、或いはどれだけ後追いで荷物を送ろうが何とでもなるのでしょうが、私の場合そういうわけにもいかず。渡英準備中、最初に全部詰め込んだ時点でのスーツケースは28kgだったので、なんとか5kg落とさねば!と必死にパッキングを見直したものの、「本当に何が必要で、どれをどれだけそぎ落とすか」の判断が非常に難しく。必要性と質量(スーツケースの中でどれだけかさばるか)を念頭に置き、出発前日までウンウンうなって考えてました。

結果、まだ渡英1ヶ月目ではありますが、持ってきて本当に良かった!というもの、あれだけ考えた末持ってきたのにいらんかったやないかーい!というもの、あそこで切り捨てたのは惜しかった!持ってこればよかった!というものを記録しておこうと思います。しかしあくまでも自分の環境下における分類なので、そこはご了承ください。

 

食品・キッチン関係

はじめは地方の語学学校に通い、且つ学校の紹介でホームステイをしていたのですが、ホストマザーとの相性があまり良くなく、学校に相談して学生寮へお引越ししました。ホストマザーは私をキッチンに立たせてくれなかった(コンロを使って自炊することを許してくれなかった)のですが、学生寮となると勿論自炊し放題!そこで役立っているのは以下の物品です。

創味シャンタン

創味シャンタンDELUXE 250g

創味シャンタンDELUXE 250g

 

 ウェイパーでも可。ともかくこれがあれば調味料としては最強。スープ・お粥・チャーハン・唐揚げ・麺用スープ、なんでも使えます。

こちらのスーパー(個人輸入食品スーパー以外にも、TescoやSainsbury's等の一般的なスーパー含む)でも、みりん、キッコーマンの醤油、ブイヨン、お米、うどん、そうめん、そば、豆腐、豆乳、味噌汁、辛ラーメン出前一丁等は多かれ少なかれ、ちょっとお金を出せば普通に買えます。でも創味シャンタンやウェイパー等の万能中華調味料は、1ヶ月私が歩き回った限りでは売っていない。多分ロンドンのJapan Centre等ではまた状況が違うのかもしれませんが、私が住んでいるのは地方なので…。

到着早々風邪を引いた時は創味シャンタンでたまご粥を作って食べ、野菜不足と感じるときはこれと様々なお野菜でスープを作ります。そんなに料理が得意でない自分でも、創味シャンタンをちょっと加えればそれっぽい味になるので重宝してます。250gの缶ならそこまでサイズが大きくないので、スーツケースの中に余裕で入りますし、一人分の自炊だったらかなりの長期間もつのでは。

顆粒だし

三島のうどんスープ 8g×10食入

三島のうどんスープ 8g×10食入

 

 私はうどんスープ用の出汁を持参したのですが、うどん、茶わん蒸しを作れるのはもちろんのこと、意外にもめんつゆを精製するのに役立っています。

めんつゆ、地方には売ってません。Japan Centreにはあるのかもしれませんが、まず普通のスーパーには売ってません。しかし先述の通り、醤油とみりんは買えます!醤油とみりんに顆粒だしを加えればめんつゆが精製できます。精製方法は以下のリンク先を参考にさせていただきました:

cookpad.com

自作めんつゆで煮込みうどんを作って食べましたが、ちゃんと煮込みうどんでした。

また、どーーーーーしても「だし汁!」って味を味わいたいときは、少量をお湯に溶かして飲んだりしてます。きちんと出汁の効いた食事、なかなかできないので…。

セラミック包丁

ホームセンター等で買えるセラミック包丁、私は1,500円くらいのを買って持参したんですが、これがもう切れる切れる。こちらでも安価で包丁は手に入りますが、スッとした切れ味を求める方、自炊の頻度が多い方でこだわりをもっている方は、一本持参しても良いかもしれません。

シリコンラップ

イギリスのラップ(英国英語ではクリングフィルムと呼びますね)はきれいに切れない・食器にくっつかないことで有名。私も身をもってその切れなさを体験したことがあり、悪名高い理由は知っていたものの、さすがに和製ラップをそのまま持っていくのはかさばるしな…と思っていたところ100均で発見したのがシリコンラップです。何度も洗って使えるし、冷蔵庫もレンジもOKで100円/枚とは経済的。サイズも様々展開されてますが、どれも薄いし突起がないので、スーツケースの中でも全くかさばりません。1枚しか持ってきていないのですが、もう1枚持ってこればよかったなあ。

菜箸、箸

アジア系食材店やIKEA等でもたまに見かけますし、こちらでも売っていないことはありません。が、100均で買えるものだし、細長いのでスーツケースの中でもかさばらなかったので持参。特に菜箸は見つけるのに苦労するかもしれないので、自炊頻度が高めの方は持っていくのがおすすめです。

シリコンカップ

お弁当でおかずを分けるときに使うあのカップです。100均で購入。お弁当箱(というかタッパー的なもの)はこちらでも購入できるのは知っていたので、弁当箱を持参するのは諦めたのですが(かさばるしね)、ゆくゆくお弁当を自炊するつもりでいたので、タッパー内でどうやっておかずを分けよう?と考えた結果、カップだけは持参することにしました。餃子等を食べるときのお醤油皿の代わりにもなり、意外にも活躍しています。

 

電子機器

海外対応延長コード

 元々海外旅行用にプラグの口を日本型に変換するものは複数持っていたのですが、旅行ではなく生活するとなるとPC・スマホKindle・デジカメ・スマホ充電バッテリー等、同時に複数のものを使用したくなります。変換プラグでは間に合わない。

しかし海外対応延長コードがあれば1つのプラグで何口も充電できる!すごく便利です。私も知人から教えて頂いて購入したのですが、これは本当に持ってきてよかったと思いました。

 外付けハードディスク

 日本では直接電源に接続するタイプのHDを使用していたものの、イギリスはプラグ違うし、そもそもHD自体が重たいし、でも音楽データたくさんあるし写真もいっぱい撮るので外付けメモリは欲しいし、どうしようかなあ…と思っていたところ、良いものを発見したので早速アマゾンで注文。容量が2TBもあるのに電源接続が不要!PCとはUSBでつなぐだけ(大きなUSBメモリってイメージでしょうか)でOK。パスポートより小さいし厚さも2cmくらいなので、コンパクトでかさばらない。買って大正解でした。

 

案外長くなってしまったので、ここで一旦おしまい。

次回は「持ってこなくても良かったもの」「持ってこれば良かったもの」を列記出来たらなあと思います。